
カイロ:イエメン内戦の当事者は5日、タイズや他の州の道路再開に関する協議を再開した。国連が発表した。その前には全国的な停戦の延長に合意していた。
国連イエメン派遣団によると、国際的に承認された政府の代表団とイランの支援を受けるフーシ派の代表団が、ヨルダンの首都アンマンで2回目の直接協議を開始した。
同派遣団はそれ以上の詳細情報を提供しなかった。
先月末に開かれた1回目の協議では、フーシ派によるイエメン第3の都市タイズの封鎖の解除に関して、双方は合意に至らなかった。
タイズ周辺などのイエメンの道路の再開は、国連が4月初旬に仲介した停戦の一環だ。8年目を迎えたイエメンの悲惨な内戦において、6年ぶりの全国的な停戦だった。
フーシ派は2016年3月以来、政府が支配するタイズ市を包囲している。タイズ市は同名州の州都だ。
国連と国際援助団体が協調して圧力を掛けた後、双方は2日、停戦をもう2カ月延長することで合意した。
AP