
サナア: イエメン当局は火曜日、首都サナアを含む、管理下の地域において最近発行された政府紙幣を民兵グループが禁止することで、何万人もの公務員のおよび年金生活者の給料受給が停滞していると報じた。
政府当局および国際的に認められた政府は、フーシ派として知られる民兵は、中央銀行が過去3年間に発行したイエメン・リアルと取引することを拒絶したと述べた。
イランの支持を受けているフーシ派は、5年超にわたり膠着状態が続いた内戦終了後、同国北部の大半を支配している。 アラブ連合は、 中央銀行のある暫定首都アデンを含む南イエメンを今もなお支配する、国際的に認められた政府を支援している。
アラブ世界の最貧国における戦いで、100,000名を超える人々が殺害され、何百万人もの人々が食料不足と医療不足に苦しんだままになっている。 戦争はまた同国を飢饉の瀬戸際に追い込んだ。
財務大臣は、民兵の工作により、フーシ派の支配下にある地域において金融活動のほとんどが麻痺しており、約40,000 名の年金生活者を含む、何万名の人々が今月どうしても必要な資金受取りを奪われていると述べた。
サナア当局は、フーシ派は住人に新発行貨幣を引き渡すのに1か月与えているものの、紙幣の使用を禁止し、使用した場合は投獄を含め罰金を科すと述べた。 フーシ派の民兵は、古い貨幣または自分たちが 作っている電子上のリアルで補償している、と付け加えた。
当局は、メディアに対する説明が認められていないため、匿名を条件に語った。
彼らは、フーシ派が支配する地域において金融機関および店舗は、禁止されている紙幣を使うことを拒絶していると述べた。 住人は、フーシ派支配地域に入る前に、逮捕されることを避けるべく、イエメン・リアルをサウジアラビア・リアル及び国連通貨と取引する手段に出ている、と当局は述べた。
AP