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米中央軍、空爆でシリアのアルカイダ系組織の指導者を標的に

上級幹部を取り除くことで組織の米国に対する攻撃実行能力が粉砕されるだろうと米中央軍。(AFP)
上級幹部を取り除くことで組織の米国に対する攻撃実行能力が粉砕されるだろうと米中央軍。(AFP)
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28 Jun 2022 06:06:52 GMT9
28 Jun 2022 06:06:52 GMT9
  • 初期評価では民間人に死傷者は出ていない
  • 空爆でアブ・ハムザ・アル・イエメニ氏が死亡したことを米国は「強く確信している」と米高官

ワシントン:米軍は27日、シリアのイドリブ県でアルカイダ系ジハード組織フラス・アルディンの指導者を標的とする「動的空爆」を実行したことを発表した。

米中央軍は声明の中で、「空爆時に、アブ・ハムザ・アル・イエメニ氏はオートバイで単独移動していた」と述べ、「初期評価では民間人に死傷者は出ていない」と付け加えている。

「この上級幹部を取り除くことで、米国市民、米国のパートナー、そして世界中の無辜の民間人に対するアルカイダの攻撃実行能力が粉砕されるだろう」と、米中央軍は述べている。

ドローンによるこの空爆によってアブ・ハムザ・アル・イエメニ氏が死亡したことを米国は「強く確信している」と、作戦について知っている米当局者が匿名を条件にCNNに語った。

シリア国内のジハード主義者幹部を標的にした米国の作戦は、6月に入って2回目だ。

米軍は6月16日、アレッポ県でダーイシュ系組織の指導者ハニ・アフメド・アル・クルディ氏を急襲して捕えている。

また、2月3日には、イドリブ県アトメで実行した作戦でダーイシュ指導者のアブ・イブラヒム・アル・ハシミ・アル・クラシ氏を殺害している。

AFP

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