
イラク、エルビル:当局によると、28日にクルド人自治区の首都エルビルでイラク人大学教授2人が銃殺され、恨みを抱いていた元学生の逮捕された。
イラクでは、復しゅうする手段としての銃撃は決して珍しいものではない。スモール・アームズ・サーベイの統計によると、戦争および宗派間対立の遺産として、同国の4,000万人が約760万丁の銃器を所有する。
オメド・コシュナウ知事は、ソラン大学の工学教授が早朝に自宅で射殺され、サラハディン大学法学部の学部長カワン・イスマイル氏はキャンパス内で殺害されたと記者団に語った。
コシュナウ知事によると、警察は、銃撃犯がもともと工学教授を殺すつもりはなく、同じ大学の法学教授であり当時家を離れていた妻を殺すつもりだったとみている。
同知事によると、容疑者は最初の犠牲者の妻によりソラン大学から追放され、その後2番目の犠牲者にサラハディン大学への出願を拒否された。
容疑者は以前、2番目の犠牲者に対して殺しの脅迫をしたことで数回逮捕されており、この銃撃で犠牲者のボディーガードも負傷させた。
AFP