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元米高官ら、イラン国民主導の体制転換を呼びかける

水曜日の会議はイランの現在の核開発計画について検討するために開催された。(Shutterstock)
水曜日の会議はイランの現在の核開発計画について検討するために開催された。(Shutterstock)
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18 Aug 2022 06:08:23 GMT9
18 Aug 2022 06:08:23 GMT9
  • 元高官らは、イランが秘密裏に進めていた核開発計画の存在を世界に暴露した記者会見の20周年を記念するイベントで講演した
  • イラン国民抵抗評議会のアリレザ・ジャファルザデ氏は、イランは核開発計画を体制の存続を保証するための手段と見なしていると述べた

アリ・ユーネス

ワシントン:在米のイラン国民抵抗評議会(NCRI)は水曜日、米国当局や国際社会に対し、イランの体制およびその核兵器開発への取り組みに断固たる姿勢を取るよう求めた。

この呼びかけは、NCRIの主催でワシントンで行われた会議においてなされた。講演者の多くは米国の元政治家や元軍人で、イラン国民が主導する体制転換を支援するよう訴えた。

彼らはまた、イラン核合意としても知られる2015年の包括的共同行動計画(JCPOA)の復活の可能性をめぐるイラン当局との交渉において、ジョー・バイデン大統領の政権が米軍のイラン核施設攻撃能力のカードを利用していないことは重大な過ちだと主張した。米国は2018年にドナルド・トランプ大統領(当時)のもとでJCPOAから一方的に離脱した。

水曜日の会議は、イランがナタンズとアラクの核施設で秘密裏に進めていた核開発計画の存在を世界に暴露したワシントンでのNCRIの記者会見から20年を迎えたのに合わせ、イランの現在の核開発計画について検討するために開催された。

主な講演者は以下の通り。元大統領補佐官(国家安全保障担当)で元大使のジョン・ボルトン氏。元米国欧州軍副司令官のチャック・ウォルド大将。元国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)のロバート・ジョセフ氏。元上院議員のジョー・リーバーマン氏。元国際原子力機関事務次長のオリ・ハイノネン氏。NCRIワシントン事務所副所長のアリレザ・ジャファルザデ氏。

ジャファルザデ氏は、イランは核開発計画を体制の存続を保証し外国からのありうる攻撃や軍事介入を阻止するための手段と見なしているため、決して核開発の野望を捨てないだろうと述べた。また、米国政府に対し、イラン国民によるテヘランの体制転換を支援するよう求めた。

「解決策は、イラン国民が体制を転換し、(現体制を)民主的な共和国で置き換えることだ」と同氏は述べた。

ボルトン氏はジャファルザデ氏の意見に同調し、イラン体制は核開発計画について20年間嘘をついてきたと述べ、現体制が権力の座に居座り続ける限りは平和も安全もないと続けた。

「カギはイラン国民だ。体制への脅威になり得る」と同氏は述べた。

ウォルド大将は、イラン核施設への攻撃が決定された場合に備え、米国とイスラエルは過去20年間に多数の計画を立案してきたと述べた。

また、イラン体制との交渉はこれまでも現在も核開発の阻止に失敗していると指摘し、米国政府は核施設を攻撃する軍事能力と政治的意志を持っていることをイランに対して明確にしなければならないと主張した。

「イスラム革命防衛隊を(米国政府の)外国テロ組織リストから削除してはならない。また、イランの弾道ミサイルの問題を交渉のテーブルに乗せなければならない」と同氏は続けた。

ジョセフ氏はイランとの現在の交渉ラウンドに異議を唱え、イランは核開発計画を進めながら弾道ミサイルも製造したうえ、2015年の核合意以降はテロ組織を支援しイラン国民を弾圧してきたと述べた。

「カギはイラン国民だ」と同氏は述べた。「政権に対する最大の脅威になり得る。少なくとも、民主主義および基本的な人間の尊厳や人権を求める人々を邪魔してはならない」

また、イランが核兵器開発計画について考える際には、自国の核開発計画を諦めて「8年後に野垂れ死んだ」リビアの元指導者ムアンマル・カダフィ氏の運命が頭にあると述べた。

さらに、イランのブレークアウトタイム(核兵器1個分の核分裂性物質の生産に必要な期間)は現在では数週間で測ることができると述べた。

「私の考えでは、イランは事実上の核兵器保有国だ」と同氏は付け加えた。

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