ワシントン:イランのクルド人地域でイラン政府による取り締まりが行われる中、水曜日、アメリカは、イランがイラクのクルド人に対して行ない、犠牲者を出した爆撃を「強く非難」し、更なる攻撃に対して警告を与えたと伝えた。
米国務省のネッド・プライス報道官は声明で、「主権国家に対し平然と行われる攻撃に直面しているイラクの人々とイラク政府を支持する」と述べた。
ホワイトハウスの国家安全保障問題担当大統領補佐官ジェイク・サリバン氏は、「これらの攻撃は、イラクの主権とその国民への襲撃だ。イランの指導者たちが、自国民の命だけでなく、近隣諸国や、国連憲章に謳われている「主権・領土保全の基本原則」を軽視し続けていることは目に余る」と非難した。
またサリバン氏は、ウクライナ侵攻を行なっているロシア軍に対し、イランが武装ドローンを供給していることを指摘し、このこととイランによる近隣諸国への「目に余る」爆撃は「例外なく非難されるべきだ」と述べた。
「アメリカは中東地域全体を不安定化させるイランの行動を阻止するための制裁その他の手段を追求し続ける」
一方、イギリスは、13人が殺害された後、イラクのクルディスタン地域で行われ、彼らが「無差別爆撃」と呼ぶ行動を終わらせるようイランに求めた。
「これらの攻撃は、イラクの主権・領土保全に対する侵害であり、到底容認することはできない」。タリク・アフマド閣外外相が述べた。
「それらは、この地域を不安定化させるイランの反復的行動のパターンを示している」。彼はこう付け加え、イギリス政府によるイラク支援を約束した。
AFP