
テヘラン: 主要な産油地域での労働組合の集会後にイラン当局が多数の労働者を逮捕した、と地元当局者が火曜日に語ったと報じられた。
月曜日の朝、 「アサルーイェの石油化学工場の労働者が組合集会を開催した」 と現地のアリ・ハシェミ知事が語ったとファールス通信が伝えた。
イラン南部のブーシェフル州のこの港には、同国にとって重要なサウスパース石油ガス複合施設がある。
「残念なことに、多くの便乗主義者が集会に潜入し、作業小屋やゴミ箱に火をつけた」と、ハシェミ氏は同通信に語った。
「治安部隊が介入すると、人々は散り散りになり、逮捕者も出た」とハシェミ氏は述べたが、詳細は明らかにしなかった。
イラン国営通信IRNAは、「革命に敵対するペルシャ語メディアからの情報」だとして、この地域で労働者によるストライキがあったことを否定した。
IRNAは石油化学工場での生産は 「通常通り」行われているとした。
IRNAは、「わずか数十人の労働者」が「賃金の不払い」を理由として工場で抗議したと述べ、サウスパースでは約4万人が働いていると付け加えた。
この事件は、22歳のクルド系イラン人のマフサ・アミニさんがイランの厳格な女性の服装規定に違反したとして道徳警察に逮捕され、死亡してから三週間以上続いている抗議運動の最中に起きた。
AFP