アラブニュース
ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)の月面探査機の発射が予定されているが、それはスペースXのロケットの一連のテストが実施された後であり、「12月11日以降」となる。
声明の中で、UAEの探査機「Rashid」を搭載した HAKUTO-Rミッション1の着陸船を製造した日本企業(株) ispaceは、ロケットの追加的な発射前点検を行うため、当初の打ち上げ日から数回の延期が行われたと伝えた。
首長国製の探査機「Rashid」は、12月11日午前7時38 分(GMT)に米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍施設から打ち上げられ、アラブ世界初の月面ミッションで月への 5ケ月の旅に乗り出す予定だ。
A new launch date is set for the Emirates Lunar Mission on Sunday 11 December at 11:38 AM (UAE time).#EmiratesLunarMission #UAEtotheMoon pic.twitter.com/gZDAuPwqIJ
— MBR Space Centre (@MBRSpaceCentre) December 7, 2022
「ispace のミッション 1の月着陸船は、スペースXのファルコン9のフェアリングに統合され、着陸船のバッテリー充電作業は継続される」。同社はこう述べた。
「着陸船自体に問題は確認されていない。今日現在、運用上の大きな変更は計画されておらず、月面着陸は2023年4月末になる予定だ」
探査機が着陸に成功すれば、UAE は月面に降り立つ4番目の国となる。