
ヨルダン川西岸地区、ラマッラー:パレスチナの医療関係者によると、22日朝、占領地ヨルダン川西岸地区で衝突があり、イスラエル軍が23歳の男性を射殺し、他の5人を負傷させた。
パレスチナ武装勢力がイスラエル軍と交戦したときにアフメド・ダラグメさんは瀕死の重傷を負った。イスラエル軍はユダヤ人礼拝者を、ナブルス市にある、聖書に書かれているヨセフの墓として知られている場所まで護送するために同市に入った。
パレスチナ人の一般人が窓から撮影した動画で、発砲音を確認できた。
ダラグメさんは近郊の町トゥバス出身で、地元サッカーチームの選手だった。
ダラグメさんが今回の衝突に関与していたかどうかは不明。
イスラエル軍は直ちに声明を発表していない。
今年、ヨルダン川西岸地区と東エルサレムでは、イスラエル人とパレスチナ人の戦闘でパレスチナ人約150人とイスラエル人31人が死亡していると公式に発表されている。2022年は、2006年以降では最も多くの死者が出た年となった。
殺されたパレスチナ人の多くは武装勢力だとイスラエルは主張しているが、投石した若者や、暴力行為に関与していない人たちも殺されている。
AP