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ロンドン:UAEのシェイク・アブダッラー・ビン・ザーイド外務・国際協力大臣とシリアのバッシャール・アサド大統領が4日に面会し、両国の利益に応えるべく、あらゆるレベルでの協力を通じた関係強化の可能性について議論したとエミレーツ通信社が報じた。
外務大臣がシリアを公式訪問し、両者は首都ダマスカスで会談をおこなった。
外相はUAEのシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド大統領とシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領兼首相・ドバイ首長からのメッセージとともに、シリアとシリア国民の安定・進歩・繁栄を願う2人の言葉を伝えた。
シリア大統領はそれに応えて首長国の指導者への挨拶を述べ、UAEの今後の繁栄・発展・進歩を祈念した。
両者は両国関係のほか、シリアや中東での最新状況を含む、共通の懸念を有する地域および世界の諸問題について話し合った。
シェイク・アブダッラー氏は「シリアの安全・安定・結束を回復し、兄弟国であるシリアの国民の強い願望を叶えて発展と繁栄を実現するような、シリア危機の政治的解決を見出す努力を支援していくUAEの取り組みや熱意」を確認した、とエミレーツ通信社は伝えている。
外相はさらに、昨年3月のアサド氏のUAE公式訪問と大統領との会談を称え、それらが「両国間の兄弟的な対話を続け、関係性について議論し、共通の関心を抱く様々な問題に関する立場を調整するという両国の希望の枠内で実施された」と述べた。