
モハメッド・ナジブ
ラマッラー:パレスチナのハテム・アル・バクリ宗教大臣とサウジアラビアのタウフィク・アル・ラビア・ハッジ・ウムラ担当大臣は、メッカで2023年のハッジに関する議定書に署名した。
アル・バクリ氏は、パレスチナのマフムード・アッバース大統領、ムハンマド・シュタイエ首相、パレスチナの人々がサウジアラビアに感謝している旨を伝えた。
そしてアル・バクリ氏は、サウジアラビアのハッジ省が巡礼者に提供する「すばらしいサービス」への感謝を伝えた。
アル・バクリ氏はアラブニュースに対し、「ハッジ・シーズンは正常に戻りました。
コロナの感染拡大前と同じになりました。コロナ期間中に巡礼者に課されていた規制は全て解除されました」と話した。
「今年、ヨルダン川西岸地区とガザ地区から来てハッジを行うパレスチナ人巡礼者の数は6600人です」
アル・ラビア氏は、パレスチナ宗教庁がパレスチナ地域の巡礼者のために行っている努力を称賛した。
アル・ラビア氏は「新しい規制を実施する予定です」と述べ、全ての法律を順守し、世界中から来る巡礼者の安全を確保することが重要だと強調した。
ヨルダン川西岸地区から来る人たちは、ヨルダンを経由してサウジアラビアに来る。
ガザ地区の住民はエジプトを経由する。
イスラエルから来る人たちは、飛行機でアンマンに行った後、サウジアラビアに入国する。