モガディシュ:ソマリアの首都モガディシュの市長室付近で22日に爆発音が聞こえ、目撃者によると、爆発音に続き、発砲があったという。
市長室の職員であるファラ・アブドゥラヒ氏はロイターに対し、「事務所にいた時、爆風で耳が聞こえなくなり、逃げ出したが、銃声が続いた」と語った。爆発の犯人は明らかになっていない。
とはいえ、ソマリアのイスラム過激派組織アル・シャバーブは、モガディシュや国内各地を標的に爆撃や銃による襲撃を頻繁に行っている。
アル・シャバーブは2006年以来、ソマリアの中央政府を倒し、イスラム教のシャリーア法の厳格な解釈に基づく独自の統治に代えようと、ソマリアの中央政府と戦ってきた。
アル・シャバーブはここ数か月で特に攻撃を強めており、2022年8月にハッサン・シェイク・モハムド政権がアルカイダ系の戦闘員に対する攻勢を開始してから、その回復力を明確に示している。
ロイター