
アラブニュース
ロンドン:アントニー・ブリンケン国務長官は18日、安定し、安全で、主権あるイラクへの支持と、両国間の戦略的枠組み合意の下でのイラク政府との協力に対する米国のコミットメントを再確認した。
同氏のコメントは、ドイツで開催されたミュンヘン安全保障会議の際に、イラクのムハンマド・アル・スダニ首相と会談した席で述べられたものであると、米国務省のネッド・プライス報道官は声明で述べている。
会談の中でブリンケン氏は、「汚職やマネーロンダリングとの戦いを含め、イラク経済の安定と成長のための首相の努力を支援する用意があることを表明した」とプライス氏は述べた。
Met with @IraqiGovt Prime Minister @mohamedshia in Munich at the @MunSecConf #MSC2023. We discussed U.S.-Iraq cooperation, including our security relationship and the continued fight against ISIS. Glad to work together to strengthen Iraq’s economy and achieve energy independence. pic.twitter.com/IVIpfxAY5G
— Secretary Antony Blinken (@SecBlinken) February 18, 2023
双方はまた、最近ワシントンD.C.で開催された、経済的機会とエネルギー分野における協力、気候変動問題への対処に焦点を当てた米国・イラク・ハイレベル調整委員会の会合についても議論したと、同氏は付け加えた。
この会合は15日に開催され、ブリンケン氏とイラクのフアード・フセイン外相が共同議長を務め、イラクに対する米国の幅広い支援が強調され、広範な問題について議論が行われた。
プライス氏はまた、両者は地域の安全保障とダーイシュの打倒に向けた相互のコミットメントを改めて表明したと語った。
PM @mohamedshia met at his residence in Munich US Secretary of State @SecBlinken, on the sidelines of #MSC2023. His Excellency expressed Iraq's willingness to consolidate cooperation with the US to combat terrorism within the framework of providing training, advice & information. pic.twitter.com/s3A0r5ujTx
— Government of Iraq – الحكومة العراقية (@IraqiGovt) February 18, 2023
また同日、プライス氏は、ブリンケン氏がパレスチナのマフムード・アッバース大統領と電話会談を行い、交渉による二国家解決に対する米国のコミットメントを再確認したと発表した。
「長官は、イスラエルとパレスチナが冷静さを取り戻すための対策を講じることが急務であり、緊張をさらにエスカレートさせるような一方的な措置に強く反対することを強調した」とプライス氏は述べた。
ブリンケン氏とアッバース氏は、「パレスチナの人々の生活の質を向上させ、安全と自由を強化するための努力についても議論した」と同氏は付け加えた。