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エジプトの税関職員が骨董品や 金塊の密輸の企てを阻止

エジプトのカイロ国際空港内を歩く空港警備員(2016年5月19日)。(ロイター)
エジプトのカイロ国際空港内を歩く空港警備員(2016年5月19日)。(ロイター)
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13 Mar 2023 01:03:45 GMT9
13 Mar 2023 01:03:45 GMT9

ゴブラン・モハメド

カイロ:アレクサンドリアのボルグ・エル・アラブ国際空港の税関職員が、ベンガジから到着したリビア人乗客の手荷物に隠された、グレコローマン時代(紀元前332年~紀元395年)のアンティークの金属片13点をエジプトに密輸しようとする試みを阻止した。

ブラク航空のフライトの乗客を検査中に、税関職員が1人の人物を不審に思い、その荷物をX線装置に通した。

職員はその荷物の中に13点の古代の金属片が隠されているのを発見した。

考古学担当部門がその金属片を調べたところ、それらはグレコローマン時代までさかのぼるものであることが確認された。

これとは別に、カイロ国際空港の税関職員は、客室乗務員とオランダ人の乗客を捕らえ、多数の金塊と大量のダイヤモンド付きの宝飾品を持ち込もうとする二件の企てを阻止している。

UAEから到着した乗客を検査していた税関職員は、ターミナルから出ようとした客室乗務員に不審を抱いた。

手荷物をX線装置に通したところ、500gと150gの2つの金塊が発見された。

二つ目のケースでは、アンマンから到着したオランダ人乗客が到着ホールを出る際に税関職員の目に留まった。

手荷物をX線検査したところ、ダイヤモンドを散りばめた金と疑われる黄色と白色の金属でできた大量の宝飾品が見つかった。これらは茶筒や薬箱、靴下の中に隠されていた。

3人はいずれも法的処分を受けることになる。

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