アンマン:イスラエルはアル・アクサモスクへの「犯罪的な侵入」の責任を問われるべきだと、エルサレム問題王立委員会(RCJA)のアブドゥラー・カナーン事務局長が述べた。
カナーン氏はヨルダン通信が29日に行ったインタビューの中で、同モスクへの日常的な侵入はイスラエルがエルサレムおよび占領下のパレスチナに対して強めている攻撃の一環だと語った。
また、イスラエルの政策は「極右政権の真の顔」を暴いているとしたうえで、同国の指導、計画、同盟はアル・アクサモスクの分割を狙っていると指摘した。
さらに、パレスチナの人々とその礼拝・自己決定の権利を守るための緊急の国際的介入を求めた。
「イスラエルは平和を望むなら、全ての侵害を早急に停止し、パレスチナに関連した全ての国際決議に従い、エルサレムの既存の歴史的状況に手を加えることを避けなければならない」
カナーン氏は、ヨルダンが運営するエルサレムのイスラム寄付局はアル・アクサモスク問題を管理する独占権限を持った唯一の組織だと述べた。
さらに、ヨルダンはエルサレムのイスラム教およびキリスト教の神聖さの歴史的守護者であり続けるとともに、パレスチナおよびエルサレムに対する確固たる支援と防衛を維持すると付け加えた。