
カイロ:12日、カタールとバーレーンが国交を回復すると、バーレーン通信社(BNA)とカタール外務省が発表した。
2カ国の国交回復までに、アラブ諸国によるカタールとの国交断絶が解除されてから2年以上要した。
サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、エジプトは2021年1月、3年半に及ぶカタールに対する禁輸措置を終了し、バーレーンを除くすべての国が2021年に旅行や貿易の関係を回復していた。
12日、バーレーン・カタール・フォローアップ委員会は、サウジアラビアの首都に置かれているGCC(湾岸協力理事会)事務総局の本部で第2回会合を開催。カタールとバーレーンの国交回復が決まり、両国がそれぞれ声明を発表した。
1月にバーレーンの皇太子がカタールの首長と電話協議しており、この湾岸の2カ国が、関係修復に向けて動いているとみられていた。
ロイター