
リヤド:サウジアラビア外務省の声明によると、イエメンの指導評議会議長が、同国の平和に向けた最近の前向きな進展に対するサウジアラビアとオマーンの努力を賞賛した。
イエメン大統領指導評議会のラシャド・アル・アリミ議長は、16日にサウジアラビアのモハメド・アル・ジャベール駐イエメン大使と会談した。
声明によると同評議会は、4月8日から13日の間にサヌアで行われたフーシ派との会談について説明を受けたという。
アル・ジャベール大使は、イランに支援されたフーシ派民兵の指導者との会談後に、当会談は停戦を復活させ、8年間続くイエメンの激しい紛争を終わらせることを目的としていると述べた。
大使はまた、「囚人交換のプロセスを支援し、持続可能で包括的な政治的解決に向けたイエメンの構成員間の対話の場を探りたい 」と述べた。
会談以降、数百人の囚人が政府支配下にあるアデンとサヌアの間で交換され、来週のイスラム教の祝日「イード・アル・フィトル」を前に家族と再会を果たしている。
声明によると、評議会は、この取り組みにより、すべての行政区画にいるイエメン人の苦しみを軽減するために必要な人道的措置を段階的に進めることの重要性が強調されたと述べている。