
イスタンブール:水曜日、177名を乗せた航空機がイスタンブールの空港の滑走路でスリップを起こし、火災が発生した。機体はその後3つに割れた。悪天候のなかで着陸した後に発生した事故だ。
当局によると、今回の驚くべき事故では死者は出なかったものの、多数の負傷者が出た。
トルコのテレビで放映された事故現場の中継映像には、切断された機体に入った大きな割れ目から数名が外へとよじ登り、後方の翼へと脱出する様子が映し出された。
NTV放送が伝えたところによると、事故を起こしたのはトルコの格安航空会社ペガサス航空が運航するボーイング737で、この日はエーゲ海沿岸の都市・イズミールを出発後、イスタンブールのサビハ・ギョクチェン空港に着陸した。
イスタンブールに吹き付ける強い風と激しい雨が機体にも襲いかかったと見られる。
イスタンブールのアリ・エルリカヤ知事はTwitter上で、52名が負傷して病院に搬送されたが死者は出ていないことを発表した。
同知事はまた、「被害者を救出するための取り組みを継続する」と加えた。
トルコのメディアは、トルコ人と韓国人の2人のパイロットが重傷を負ったと報道している。
民間放送局のNTVは酷く損傷した機体と機内の火災の様子を映した。火災はその後、消防隊によって消し止められた。
イスタンブール知事によると、この航空機には乗客171名と乗員6名が搭乗していた。
乗客には12名の子どもが含まれていたことがトルコメディアの報道でわかっている。
AFP