• 先週、200人以上のイエメン人避難者第一陣がサウジアラビアに到着した

サイード・アル・バタティ

ムカッラー：スーダンから救出されたイエメン人避難者第二陣が29日、サウジアラビアの船でジェッダに到着した。スーダンに取り残された数百人のイエメン人が即時避難を懇願している。

イエメン外務省は29日、イエメン人避難者第二陣がサウジアラビア船籍の旅客船「アマナ」でポートスーダンからジェッダに輸送されたと発表した。

同省は正確な避難者数を明らかにしなかったが、多くのイエメン人がスーダンの各都市から紅海に面した都市ポートスーダンへ陸路で移動し、救助を待っていると付け加えた。

アマナ号は、スーダンから避難してきたイエメン人を含む17カ国、1,900人以上を乗せて、ジェッダのキング・ファイサル海軍基地に到着した。

先週、200人を超えるイエメン人避難者第一陣がサウジアラビアに到着した。

避難者たちは、1か月の滞在ビザと、2泊分のホテルの部屋を無料で提供してくれたサウジアラビア当局を称賛している。

先週ジェッダに到着した数十人のイエメン人は、内戦で荒廃した母国へ陸路で戻り始めている一方、他の国へ向かう人もいる。

29日午後、サウジアラビアとイエメンとの間のアル・ワディア国境検問所に到着したアブドゥル・アジズ・アル・アンシ氏は、自身を含む100人のイエメン人が2台のバスでイエメンのマアリブとアデンへ向けて出発する予定だとアラブニュースに語った。

「私たちは現在、国境入り口にいます。昨夜ジェッダを出発しました。私たちのほとんどは学生です」とアル・アンシ氏は語り、マアリブからさらにダマル州にある故郷の村へ向けて、困難な旅に出る予定であると付け加えた。

ジェッダで、別のイエメン人避難者のサム・アル・ベイダニ氏はアラブニュースに対して、自分は幸運にもスーダンから最初に救出されたイエメン人の一人であり、カイロに定住する予定だと語った。

「私たちはポートスーダンにいち早く到着し、その時はほとんど人がいませんでした」とベイダニ氏は語る。「私たちは戦闘が勃発したハルツームから逃げようと3回試みました。サウジアラビアは私たちを温かく迎え入れてくれました。波止場で私たちを出迎え、バスで運んでくれ、1か月の滞在を許可してくれ、良いホテルに宿泊させてくれました」とアル・ベイダニ氏は語った。

スーダンのイエメン人学生組合は、1,500人以上のイエメン人がポートスーダンで立ち往生しており、ほぼ同数がポートスーダンへ向かっているとして、イエメン政府に避難活動を強化するよう強く求めた。

ソーシャルメディアの画像や動画からは、イエメン人の子どもや女性、男性が屋外でバッグや荷物の上に寝ている様子や、結婚式場に押し込められている人たちの様子が見て取れる。

「私たちは疲れ果てています。お金も宿もないし、食べ物も水も持ってきてもらえません。私たち家族は木陰で眠りました。どうしたらいいのでしょう？！」と叫ぶ若者の映像が、ソーシャルメディアで拡散されている。