ラマッラー:5月1日月曜日、アカバト・ジャブールキャンプに侵攻したイスラエル軍に射殺された17歳のパレスチナ人少年、ジブリル・アル・ラダ君の葬儀に参加するために、大勢の人々がジェリコに集まった。
葬儀の最中、ファタハと地元のモスクの関係者は、「パレスチナ人に対するイスラエルの継続的な犯罪行為に抗議するため、都市とキャンプでの生活のあらゆる場面で、大規模なストライキを行う」と発表した。
パレスチナ保健省は、今年に入ってから104人のパレスチナ人がイスラエル軍によって射殺されたと発表している。
アル・ラダ君の死について、過激派組織ハマスは次のようにコメントしている。「イスラエル占領軍は、我々の都市や町への襲撃は…敗者しか生まれない戦いへと発展することを理解しなければならない」
イスラエル軍によるジェリコへの侵攻作戦は月曜日で10日目に入り、軍は市内の主要な入口に検問所を設置し、車を止め、乗客の身元をチェックしている。
一方、ベツレヘムでは、20歳の男性がイスラエル軍兵士に撃たれて重傷を負った。弾丸は彼の腰と胸腔を貫通し、右肺に損傷を負わせた。
同日、ヨルダン川西岸地区のいくつかの地域で、イスラエル兵によって別々に行われた強制捜査により、16人のパレスチナ人が逮捕された。
パレスチナの政治アナリスト、ガッサン・アル=ハティブ氏はアラブニュースの取材に対して、極右のイスラエル政府は有権者の支持を得るために、前政権よりも強圧的であることを示そうとしていると述べた。
また、ヨルダン川西岸の都市や町への連日の軍事侵攻は、パレスチナ自治政府および政府の治安を維持する機能への信頼を損ない、一部の地域で混乱を助長していると述べた。
一方、情報筋によると、イスラエル当局は月曜日、マアレ・アドゥミム入植地近くのE1地区に、ヨルダン川西岸地区の南北を結ぶ、パレスチナ人用の道路を建設する意向だという。
この道路は、アルザイム地区を通過してエルサレムの南東にあるアル=エイザリヤに至る予定であるという。ルート1に行くためにグシュ・アドゥミムを越えなければならないパレスチナ人と、ユダヤ人の旅行者を分離することが目的であると見られている。
マーレ・アドゥミム入植地自治体は、この道路の目的は、パレスチナ人と入植者の間の連絡を絶ち、パレスチナ人住民がアル・ザイム検問所を通らずに直接ラマッラーへ行けるようにすることだと述べた。
アル=エイザリヤ自治体とこの地域のベドウィンの集落を代表する弁護士、ネタ・アンマル・シヴ氏は、この道路はパレスチナ人の私有地を差し押さえる命令に基づいて建設されるだろうと述べた。
さらに、イスラエルが主張するような交通上の問題を解決するどころか、むしろ悪化させ、エリアCに住むベドウィンの集落をつなぐ道路を遮断することになると述べた。
イスラエルの活動家団体ピース・ナウは、この道路はアル=ハン・アル=アフマルを周囲にある数十のベドウィンの集落から孤立させることになると述べた。