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東京：東京の人口は約1,400万人に上り、日本に対して東京を中心とした印象を持っている人が多いのも不思議ではないが、日本の特徴や産業の多くは、首都に劣らない魅力や歴史のある場所から生み出されている。徳島はまさにそのような場所だ。

上川陽子外相は徳島県と共同で、同県の魅力をPRするイベントを開催し、イベントに花を添えた。日本は北の北海道、南の九州、そして本州と四国と四つの主要な島からなるが、四国は知名度がやや低い。

徳島県の後藤田正純知事は、四国の進歩的な特質についてPRした。後藤田氏は「ナチュラル、サステイナブル、ヒストリカル」と表現し、徳島は食べ物や自然、持続可能性、歴史、文化などが充実した素晴らしい県であると自信を示した。また地域の地元メーカーによるハラール食品も紹介した。

日本はごみの清潔さと分別で有名であるが、とりわけ上勝町は革新的な技術でごみを40種類に仕分け、廃棄物ゼロを達成している。

男女平等の観点では、徳島は日本をリードしている。県議会の女性議員の割合や、女性の経営者、管理職の割合では、徳島がトップであり、4年制大学に進学する女子の数は男子を上回る。

産業界でもリードし、NICHIAはLEDやリチウムイオン電池の開発で近年、「世界の革新的企業トップ100社」に選ばれた。一方、県は最大級の製薬会社の一つである大塚製薬株式会社と提携しており、大塚国際博物館もある。

スタートアップのWOTA株式会社は、元日の大地震で石川県民に対して水の供給を行い、ニュースに取り上げられた。

加えて、日本の踊りを見たことがある人なら誰でも、徳島と同義ともいえる伝統の阿波踊りを知っているだろう。徳島県の阿波踊りは毎年、お盆期間中に130万人の観光客を集める。毎年1000団体以上が参加している。

徳島県は四国の東側に位置し、明石海峡大橋や大鳴門橋を通じて本州とつながっている。