パリ:イラン政府は10日、テヘラン郊外の2つの刑務所で男性7人を薬物と強姦の罪で処刑したと、人権団体が述べた。
ノルウェーに拠点を置く人権団体「イラン・ヒューマン・ライツ(IHR)」NGOによると、テヘラン郊外のカラジ市にあるゲザル・ヘサル刑務所で、男性3人が麻薬関連の罪で処刑された。
また、同じくカラジ市にあるラジャイ・シャール刑務所で、他に男性4人が強姦罪で絞首刑にされたとIHRは付け加えた。
司法当局の公式ニュースサイト「ミザン・オンライン(Mizan Online)」は、麻薬の罪で処刑された3人は「国内の主要な麻薬カルテルの一つであり、最大のコカイン流通カルテルであるパンジャック・ギャングのメンバー」であるとしている。
イランでは8日、クルアーンを冒涜し預言者ムハンマドを侮辱したとして2人が有罪判決を受け、死刑が執行された。
ニューヨークに拠点を置くイラン人権センターによると、11月にイスファハン市で起きた抗議デモでバスィージ民兵が殺害されたとされる事件で、最高裁が男性3人に対する死刑判決を確定したという。
AFP