リヤド: イスラム協力機構(OIC)は18日、イスラエル軍の保護の下、過激派入植者グループ、イスラエルの閣僚、クネセト議員らが「人種差別的なタルムード的儀式をアル・アクサ・モスクの中庭で」行い、アル・アクサ・モスクを襲撃し冒涜したことを強く非難した。
OICは、これをジュネーブ条約と国際法に違反する、聖地の神聖性と礼拝の自由に対するイスラエルの侵害行為の継続とみなした。
OICはまた、占領下のエルサレム内で入植者組織が行った国旗の行進を非難し、同市が1967年に占領されたパレスチナ領土の不可欠な一部であることを強調した。また、エルサレムがパレスチナの首都であることを再確認し、イスラエルがエルサレムの性格と構造を変えるためにとったすべての措置は、国際法および国際的な正当性を有する決議のもとでは無効であることを再確認した。
さらに、OICは、組織的な攻撃の継続が、世界中のイスラム教徒の感情を刺激し、地域の宗教的対立、過激主義、不安定さを促進しており、これに対してイスラエル政府が全面的に責任を負うとした。
OICはさらに、国際社会に責任を持ち、イスラエルのこうした深刻な違反行為に終止符を打つために介入し、また、エルサレムのイスラム教とキリスト教の聖地の歴史的、法的地位を維持するよう呼びかけた。