エルサレム:イスラエルのイタマル・ベングビール安全保障大臣が21日、紛争の火種になっているアル・アクサモスクの敷地を訪問したと警察が発表し、併合された東エルサレムの緊張が高まっている中での極右政治家の動きは物議を醸している。
「ベングビール大臣は今朝、神殿の丘を訪れた。訪問中に事件はなかった」と警察は声明で発表し、旧市街の中心部にある聖地のユダヤ名を使用した。
テレグラムに自分の写真を投稿したベングビール氏は次のように述べた。「エルサレムは我々の魂だ」
「ハマスの脅威は我々を止められない、私は神殿の丘に登った!」とコメントし、1月にベングビール氏のそこへの最後の訪問を非難した、ガザを支配する過激派グループに言及した。
アル・アクサモスクはイスラム教にとって3番目に神聖な場所である。イスラム教徒以外は、敷地内の見学は許されているが、そこで祈りを捧げることは許されていない。
この敷地はまた、西の壁(嘆きの壁)で祈るユダヤ教徒にとって最も神聖な場所である。
ベングビール氏の訪問は、同氏と何万人ものイスラエル民族主義者が、1967年に起きた「6日戦争」での占領を祝うため旧市街を行進した3日後に行われた。
AFP