アラブニュース・ジャパン
東京: 東京近郊の神宮で金曜日、御神木の樹齢1000年が祝われた。千葉県にある香取神宮は古代のルーツを持ち、日本にある400の香取神社の総本社だ。
周辺には、静けさと畏敬の念を抱かせる森が拡がる。本殿の右側には御神木の大杉、左側には三本杉がある。国文学者で歌人の落合直文はかつて、この木について詠んだ。
「このめぐり いくさかありと四人(よたり)して いだけどたらず 神のふる杉」
香取神宮は約1200年前の神武天皇18年創建といわれ、祭神は日本書紀に登場する経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。
神話によると、東京の東の県に隣接する香取神宮と鹿島神宮の神々は、日本を創始した神話の女神、天照大神が国を復興させるために遣わされたという。
国宝に指定された海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう )があり、本殿と楼門は国の重要文化財に指定されている。