バグダッド:エディンバラ公爵夫人は今週イラクを訪れ、英国王室による戦争の傷跡が残る国への異例の訪問で、政治家やフェミニスト活動家らと面会したとイラク大統領府が発表した。
英国王室が最後にイラクを訪問したのは2006年で、その3年前に故フィリップ殿下が米国主導の侵攻の一環としてイラクに派遣された英国軍の基地を訪問した。
イラク大統領府の声明によると、ソフィー公爵夫人はバグダッドで2日間過ごし、アブドゥル・ラティフ・ラシッド大統領とシャナズ・イブラヒム・アハメド夫人と面会した。
チャールズ国王の末弟エドワード氏の夫人が予告なく訪問した際、彼女はさまざまな役職にあるイラク人女性たちと会い、女性と子供の健康を管理するセンターを訪問した。 ソフィー公爵夫人の極秘旅行は、安全上の理由から火曜日に終了した。
エディンバラ公爵夫人は家族計画センターを訪問。
イラク大統領府は、公爵夫人が2004年にイラクを訪問したチャールズ3世国王から書面でメッセージを伝えたと発表した。
彼女はイラクのモハメド・シア・アル・スダニ首相とも会談した。
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侯爵夫人は、資金提供を受けたイラクの変革者と女性の権利団体を対象とした「ウィメンズ・ボイス・ファースト」の年次会議でスピーチを行った。 夕食会中、彼女は国内の女性権利団体の代表者やイラク軍の女性将校らと会い、女性、平和、安全保障をイラク軍内部に組み入れるために行われている取り組みについて聞き、この分野での英国の経験を共有した。
エディンバラ公爵夫人はイラク軍の女性幹部らと面会。 (Twitter:@mbrysonr)
公爵夫人はまた、ビジネスウーマンたちと会い、彼女らが直面した課題とそれをどのように克服したかについて話し合った。
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イラクは、サダム・フセインを打倒した2003年の米国主導の侵攻に続く長年の戦争、占領、血なまぐさい宗派間の混乱のトラウマを今も持ち続けている。
AFP からの情報をもとに