ワシントン:米国は火曜日、イラン・中国・香港の数十の個人・団体に制裁を課し、米国がイランへの圧力を強める一方で、調達ネットワークがイランのミサイルと軍事計画を支援していると非難した。
米国財務省は声明の中で、このネットワークは、米国の制裁下にあるイラン国防軍需省(MODAFL)をはじめとするイランの弾道ミサイル開発の主要な当事者に対して取引を行い、機密性が高く重要な部品や技術の調達を促進したと述べている。
制裁を受けたのは、イランの駐北京国防担当官ダブード・ダムガニ氏で、米国財務省は、イランのエンドユーザー向けに中国からの軍事関連調達を取りまとめたとして非難している。
「米国は、イランの弾道ミサイル製造やその他の軍事計画を密かに支援する違法な国際調達ネットワークを引き続きターゲットにしていく」とブライアン・ネルソン米財務次官(テロ・金融情報担当)は声明で述べた。
ロイター