
エルサレム: イスラエル軍は木曜日、ヨルダン川西岸の聖地近くでパレスチナ人男性を射殺した、 パレスチナ保健当局によると、この地域を取り巻く紛争の連鎖における最新の流血事件である。
数ヶ月間の戦闘は収まる気配を見せず、死者数が増加しヨルダン川西岸におけるイスラエルとパレスチナ間の紛争としては過去20年近くで最悪のものとなっている。
木曜日の銃撃事件は、イスラエル軍が、イスラエル警察署長や地元のユダヤ人入植者評議会の代表を含むイスラエル人礼拝者を、パレスチナの都市ナブルスにある聖書の中のヨセフの墓として知られる場所に案内しているときに起こった。
この聖地は、パレスチナ人とイスラエル軍との衝突の火種となってきた。ナブルスもまた、現在のエスカレートした紛争の中心地となっている。
イスラエル軍によると、訪問中に容疑者が発砲し、爆発物、石、燃えたタイヤを部隊に投げつけ、部隊は応戦したという。
パレスチナの通信社Wafaは、イスラエルの銃撃で死亡した男性を19歳のバドル・アル・マスリ氏と特定した。同通信は、他の3人が負傷のため手当てを受けたと報じた。
AP