フランチェスコ・ボンガラ
ローマ:イタリア宇宙機関(ASI)とサウジ宇宙委員会(SSC)は27日、イタリアのルイジ・ディマイオ外相がリヤドに訪問中、現地で協力協定に署名した。
この了解覚書は、ASIのジョルジオ・サコッチャ長官とSSCのムハンマド・アル・タミミCEOが、ディマイオ氏とサウジのムハンマド・アル・ジャダーン財務相が議長を務めるイタリアとサウジの第12回合同委員会の際に署名したもの。
この協定締結により、地球観測、深宇宙における技術・通信、科学ミッション、有人探査計画といった共通する関心のあるプロジェクトや、人工衛星、訓練などの分野の共同作業が促進されることになる。
「ASIとSSCは、情報や科学データの交換、セミナーやワークショップの共同開催、共同プロジェクトや研究活動の実施を通して協力することに合意した」。ASIの広報担当者は、アラブニュースの取材に対しこのように語った。
この覚書の有効期間は当初5年間で、その後延長される可能性がある。