ラマッラー:イスラエル軍は21日、占領中のヨルダン川西岸地区における投石した集団との戦闘の最中にパレスチナ人の若者を射殺したと、パレスチナ当局者は語った。
イスラエルの国境警察によると、ラマッラー市近くの村ウムサファでの戦闘中に「覆面をした容疑者が石を投げ、兵士たちの命を脅かした」という。
ある国境警察が発砲して応戦し「命中した」と述べた。
パレスチナ保健省によると村に住む17歳の住人が殺害された。
ウムサファではイスラエルの入植に対するデモが毎週起こっており、たびたびイスラエル軍との戦闘に発展している。
パレスチナ人が国家樹立を望むヨルダン川西岸地区の占領地内での暴力行為は、ここ15カ月で悪化しており、イスラエルによる急襲やパレスチナ人による街頭での攻撃、ユダヤ人入植者によるパレスチナ人の村の襲撃は徐々に増えている。
ロイター