
エルサレム:イスラエル軍の声明によると、イスラエル空軍は15日、パレスチナ自治区からイスラエルへのロケット攻撃に対する報復として、ガザ地区にあるハマスの拠点を攻撃した。
米国のドナルド・トランプ大統領が中東和平案を発表した後の先月以降、イスラエルとパレスチナ間の砲撃の応酬は激化している。和平案については、イスラエルに対する降伏だとしてパレスチナ側が激怒し、拒否していた。
「戦闘機やヘリコプターは、ガザ地区中心部にあるテロ組織ハマスの拠点(基地など)を標的にしている」とイスラエル軍は述べた。これまでは2発の発射体がガザ地区からユダヤ人国家に向けて発射されたと報道されていた。
ロケット攻撃後、イスラエルはガザ地区との境界封鎖を若干緩和することを取りやめると発表した。
パレスチナ自治区での民間活動を監視するイスラエル国防省所属のイスラエル占領地政府活動調整官組織(COGAT)は声明の中で、ロケット攻撃があったため「漁業水域の拡大、500件の商業許可の回復、セメントの供給は中止する」と述べた。
ハマスとイスラエルは2008年以降、3度の戦争を戦ってきたが、この1年間でイスラム教徒らは非公式にイスラエルと徐々に休戦の形をとってきた。そしてイスラエルは壊滅的な打撃を与えているガザ地区封鎖を緩和した。
イスラエルは、2007年以降パレスチナ自治区を支配してきたイスラム勢力ハマス(西側諸国の多くがテロ組織に指定)を封じ込める必要性から、ガザ地区の封鎖を正当化している。
批評家は、この封鎖は200万の人々に対する集団的懲罰で、過激主義を助長すると言う。
トランプ大統領の計画が明らかになって以来、ガザのパレスチナ人は毎日のようにイスラエル南部でロケットや迫撃砲、風船爆弾を発射してきた。
AFP通信