• タンカー、チャナガス・レジェンドは、この事故に関連した手続きの完了までポートサイドで待機中
• 2人の情報筋によると、チャナガス・レジェンドには衝突による損傷はないという。

カイロ発:スエズ運河当局は土曜日、同運河のタグボートが、戦略的に重要なこの水路で香港船籍のLPGタンカーと衝突し、沈没したと語ったものの、船舶の運行に支障が出ているか否かは明らかにしていない。

運河当局責任者のオサマ・ラビ氏は声明のなかで、このタンカー、チャナガス・レジェンドは、この事故に関連した手続きの完了までポートサイドで待機中だという。

2人の運河関係情報筋は、チャナガス・レジェンドにこの衝突による損傷はなく通常通り機能しており、ポートサイドに係留されている、と語った。

ラビ氏によると、このタグボート、ファハドには7人が乗船していて、救助活動が続いており、沈没船回収のためにクレーンが派遣されているという。

他の2人の運河関係情報筋は、タグボートの乗員のうち6人が救助されて病院に搬送されたが、7人目は行方不明であると語った。

シンガポールから米国へ南下中だったこのタンカーは、全長230メートル、全幅36メートルで、5万2000トンの液化石油ガス（LPG）の積載が可能

ロイターs