


ベイルート:アラブ湾岸諸国に愛のメッセージを広め、観光を促進するために7月に自転車旅行に出たヨルダンの世界旅行家が、サウジアラビアの旅を経てカタールに到着した。
サイクリストのイッサ・アル・カザザさんは24日、アラブニュースに「この自転車旅行は個人的に始めたものですが、GCC(湾岸協力会議)のアラブの同胞に愛と平和を広め、ヨルダンのホスピタリティと観光を促進するために行っています」と語る。
「7月18日にサウジアラビアに入り、タブークとマディーナを訪問しました」
カタールの首都ドーハからの電話で、アル・カザザさん(44歳)は、初めて長期の自転車旅行を行ったのは2005年で、ヨルダン北部の都市イルビドからヨルダン南部の港町アカバまでの420キロを走破したと語った。
また、「国内で何度か自転車旅行をした後、愛と平和のメッセージを広め、ヨルダンの観光を促進するためにGCC諸国を自転車で横断するというアイデアが浮かびました」と付け加えた。
サウジアラビアでの3週間の滞在の間、アル・カザザさんは多くの都市や名所を訪れている。
また、「アル・ウラー、アハサー、アル・シャルキヤ、リヤド、そしてもちろんマディーナとメッカを訪れ、そこでウムラを行いました」と2人の子を持つアル・カザザさんは語った。
アル・カザザさんは8月1日にサウジアラビアのサルワ国境地点を通過し、カタールに到着した。
ヨルダン通信によると、ヨルダン人旅行者のアル・カザザさんは自身の旅を「長く、困難なもの」と表現している。
アル・カザザさんは24日、ドーハのヨルダン大使館を訪問し、外交職員らと面会した。
彼は自身の旅の作法についてこう語っている。「ヨルダンの国旗をつけていますし、自転車の見え方のこともありますから、自分のやり方で、その時々に合わせて旅しています」
「私はヨルダン国民からGCCにいる同胞たちに愛のメッセージを伝え、国内観光の促進に加え、ヨルダンの同胞愛、寛大さ、平和の文化を広めています。これは自然な気持ちから行っています」