
ベイルート: レバノン南部の平和維持ミッションに関する国連投票が延期される数時間前の水曜日、国会議長のナビーフ・ビッリー氏は、米国のエネルギー安全保障特使アモス・ホッホシュタイン氏に対し、レバノンは国内治安の維持に尽力していると述べた。
ビッリー議長は、「1978年以来のUNIFILとの関係の深さ、そしてレバノンの安定とレバノン全土の主権を維持したいというレバノンの熱意」を強調した。
米国特使は、昨年10月に成立した歴史的な海洋境界協定のフォローアップと、相互および地域の関心分野について協議するため、2日間のレバノン訪問を開始した。
レバノンは、トタル・エナジーズ社が開始した第9鉱区の探鉱結果を待っている。レバノンは、トタル・エナジーズ社が開始した第9鉱区の試掘結果を待っている。同鉱区での商業ガス操業の可否が判明するまでには、60日かかる見込みである。
米国のエネルギー特使には、ドロシー・シア駐レバノン米国大使が同行し、同大使はベリ氏との会談を “素晴らしく建設的なものだった “と評価した。
訪問初日には、ナジーブ・ミカティ暫定首相とワリード・ファヤド・エネルギー相にも会った。
ホッホシュタイン氏の訪問は、フランスのトタル・エナジーズ社、イタリアのエニ社、カタール・エナジー社を含む、レバノン海域での石油・ガス探査の三者コンソーシアムの招待によるものである。トタールが第9鉱区で石油探鉱を開始した数日後であり、第8鉱区での探鉱調査に関するミッションの準備が進められている最中である。
米国特使は、ファヤド大臣とトタール社関係者を伴い、訪問中に石油プラットフォームを視察する予定である。
ホッホシュタイン氏の到着数時間後、イランのホセイン・アミール・アブドラヒアン外相が予定外の訪問でレバノンに到着した。今回のレバノン訪問は、サウジアラビア指導部との会談を含むリヤド訪問の後である。
イラン公使の旅程には、ナビーフ・ビッリー国会議長、ナジーブ・ミカティ暫定首相、ヒズボラ指導部との会談が含まれている。
モジタバ・アマニ駐レバノン・イラン大使はX(旧ツイッター)で、アブドラヒアン氏の日程には「共通の関心事に関するレバノン政府高官との会談や会合」が含まれていると述べた。
また、「今回の訪問は、レバノンの安定と繁栄を支えるイランの政策と建設的な役割を反映している」と付け加えた。