
ロンドン:ハリケーン「イダリア」がフロリダ州南部の西海岸に上陸したことを受け、在ワシントンのアラブ首長国連邦(UAE)大使館は、UAEの在米公式代表部と協力し、フロリダ州タンパに居住する34人のUAE国民を安全な場所に避難させたと、UAEの国営通信社WAMが2日に報じた。
WAMが伝えたところによると、ユーセフ・アル・オタイバUAE大使は、「海外に住む国民の状況を把握して安全を確保したいという、UAEの変わらぬ熱意を表すものとして、大使館は必要な全ての措置を講じ、フロリダ州から自国民を避難させた」と述べた。
そして同大使は、16人がマイアミに、18人がアトランタに避難したと付け加えた。
UAE大使館は国民に注意を促し、ハリケーンの被害地域から離れること、地元当局の指示に従うことを呼びかけた。
また、緊急事態の場合には、UAEの外務省に報告および連絡をするよう求めた。