
米国リホボスビーチ:米国が中国との関係修復を目指す中、中国の習近平国家主席が今週インドで開催されるG20サミットに出席しないことについて、9月3日日曜日、ジョー・バイデン米大統領は失望を表明した。
バイデン大統領は、習主席がニューデリーでの会合に参加しない見通しであるとの報道について尋ねられると、報道陣に対し「失望しましたが、私は彼に会うつもりです」と答え、その詳細は語らなかった。
米中間の二国間関係は、貿易紛争や台湾の未来から南シナ海における中国の存在感の拡大に至るまで、様々な課題に直面している。
米国は、摩擦が続いているにもかかわらず、この数か月間、立て続けに中国に高官を派遣し、より効果的な協力関係の回復に努めている。
8月31日木曜日には、欧州連合の高官が、習主席はG20に出席せず、李強首相が代理出席するであろうと述べた。
習主席とナレンドラ・モディ印首相は先月、南アフリカで開催されたBRICS首脳会議で珍しく直接会談を行った。しかし、このアジアの大国間での緊張も依然として高いままである。
世界の最多人口を有するこの二国間の関係は、2020年に生じたヒマラヤ国境の衝突でインド軍兵士20人と中国軍兵士が少なくとも4人死亡して以来、完全に凍り付いている。
AFP