
ワシントン:ドナルド・トランプ大統領は水曜日、新型コロナウイルスの世界的な流行による米国への影響は、第2次世界大戦の真珠湾攻撃や9・11事件よりも甚大であると述べた。
「我が国がこれまでに経験した中で最悪の攻撃だ。本当に今までで最悪の攻撃だ」と彼はホワイトハウスで記者団に語った。
「真珠湾攻撃よりもひどい。ワールドトレードセンターへの攻撃よりもひどい」と彼は述べた。
1941年の真珠湾海軍基地への日本の奇襲攻撃は、米国を第2次世界大戦へと引きずり込んだ。
2001年9月11日の同時多発テロは、ニューヨークのワールドトレードセンターを中心に、約3000人の死者を出した。同事件が引き金となり、米国はイラクやアフガニスタンをはじめとした国々において、20年間にわたる戦争と対テロ作戦に乗り出すこととなった。
現在までのところ、70000人の米国人がインフルエンザに類似したウイルスの世界的な流行により死亡しており、ウイルスの拡大を阻止するための厳格な社会的隔離政策により、経済の大部分が停止を余儀なくされている。
AFP通信