日本の首相、早ければ2022年1月の初訪米を目指す
日本の岸田文雄総理は、米国側の日程が詰まっていることから、年内に米国のジョー・バイデン大統領を訪問する当初の計画を断念し、来年早々の訪米を目指していると、この件に詳しい3人の関係者が語った。
岸田総理は10月に就任して以降、関係強化のため、バイデン大統領との首脳会談を可能な限り早期に行うことを目指すと表明してきたが、米国政権が大型の社会保障法案の成立に集中していることから、実現は難しくなった。
岸田総理は現在、年明けから通常国会が召集される見込みの1月17日までの間の時期に訪米することを目指しているが、2月あるいはそれ以降に延期される可能性もあると、政府・与党関係筋が今週述べた。
ある関係筋は、岸田総理は、先月グラスゴーで開催されたCOP26国連気候変動会議に合わせて、バイデン大統領と既に短時間会談しているため、総理の訪米延期は二国間関係にはほとんど影響を与えないだろうと述べた。
ロイター