
リヤド:サウジアラビアのサルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)のアブドゥラー・アル・ラビーア統括責任者が最近、国連プロジェクトサービス機関(UNOPOS)事務局長兼国連事務次長を務めるジョルジ・モレイラ・ダ・シルヴァ氏とニューヨークで会談した。
会談の中で両者は、支援を必要としている国や人々を手助けするため、協力と協調を強化する方法について話し合った。
モレイラ・ダ・シルヴァ事務局長は、KSreliefが世界中で行っている人道支援活動を称賛した。
また、KSreliefのアフメド・アル・バイズ事業・プログラム担当副統括責任者は国際赤十字・赤新月社連盟のホッサム・エルシャルカウィ中東・北アフリカ地域ディレクターと会談し、救援活動と人道問題について議論した。
リヤドで行われた同会談の中で、エルシャルカウィディレクターは、人道支援分野でサウジが果たしている役割を評価し、世界中の人々を支援するKSreliefの取り組みを称賛した。
一方、KSreliefのアキール・アル・ガムディ企画・開発担当副統括責任者は、シャヒン・アブドゥライェフ駐サウジ・アゼルバイジャン大使と会談した。
この会談もリヤドで開かれ、両者は支援活動と人道問題について協議した。
アル・ガムディ副統括責任者は、KSreliefが実施した救援・人道支援プロジェクトの概要を説明し、これまで94カ国において2501件、金額にして60億ドル以上の支援を行ってきたことを伝えた。また、KSreliefが実施した医療、教育、訓練分野におけるボランティア事業についても大使に説明した。
アル・ガムディ氏によると、ボランティア事業はこれまで35カ国において424件実施され、100万人以上の人々に恩恵をもたらしたという。
アブドゥライェフ大使もまた、サウジが果たしている人道支援上の役割を評価し、世界各地の人々を援助するKSreliefの尽力に賛辞を送った。