リヤド:リヤドで5日、タンザニアの結合双生児を分離する複雑な手術が開始された。サウジ通信が報じた。
サルマン国王陛下とムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下からの指示により行われるこの手術は、KSreliefの統括責任者であるアブドゥラー・アル・ラビーア博士による監督のもとで実施される。
リヤドの国家警備隊省にあるキング・アブドルアジーズ・メディカル・シティ内のキング・アブドゥラー小児専門病院で、医療・外科チームが2歳のハッサンちゃんとフセインちゃんを分離する。
アル・ラビーア博士は声明の中で、手術は9段階にわたって16時間続く予定で、35人のコンサルタント、スペシャリスト、技術・看護・サポートスタッフが参加すると述べた。
8月にダル・エス・サラームから到着したこの双子は、一連の医療検査を受けた結果、胸部下部、腹部、骨盤、肝臓、尿路、腸、生殖器1つが結合していること分かったという。
アル・ラビーア博士は、サルマン国王陛下とムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下によるサウジの結合双生児分離プログラムへの支援に感謝の言葉を述べた。
このプログラムは1990年の開始以来、世界各国の58組の双子に対して手術を実施した。