


リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン・ビン・アブドル アジーズ・アール・サウード皇太子殿下は木曜日、同国のアブハー新国際空港のマスタープランを発表した。
アブハー新空港は、アシール地方の歴史的遺産と溶け合う一貫した建築的アイデンティティを具現化し、王国の著名なランドマークへと変貌させることを目指している。
2028年までに、計画の第一段階としてターミナル面積は65000平方メートル、現在の空港面積である10500平方メートルの6倍に拡大される。
この拡張には、ボーディング・ブリッジ、旅行手続きを合理化するセルフサービス施設、大規模な駐車施設の建設が含まれる。
新空港のデザインは、アシール地方の建築的アイデンティティを反映し、サウジアラビアの文化を紹介するものとなる。このデザインは、非常に効率的で特別な旅行体験を提供し、観光客や旅行者にシームレスなサービスを保証する。
空港の収容能力は、現在の150万人の約9倍となる年間1300万人以上へと拡大する。
また、年間のフライト処理数は9万便以上となり、現在の3万便から大幅に増加する。
新空港には20のゲートと41のチェックインカウンターが設置され、新たに7つのセルフサービス・チェックイン施設が導入される。
アフバー新空港は、アシール地方への観光客誘致に貢献するものと期待されている。
また、空路接続を250都市へと拡大し、3億3000万人の旅客を輸送することで、アシール地方の開発戦略とサウジビジョン2030に沿った航空戦略の達成にも貢献する。