アンマン:サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)のチームは22日、ヨルダンのアルザータリ・キャンプでシリア難民のための開発プロジェクトを開始した。
このプロジェクトでは、新たな診療所を建設することにより、キャンプで暮らすシリア難民の苦しみを緩和し、健康状態を改善することが目標の1つとなっている。
また、KSreliefチームは、サウジアラビアサッカー連盟と共同で実施しているキャンプ内のスポーツ活動についても説明を受けた。訓練に臨んでいる男女のコーチはそれぞれ、国際サッカー連盟の資格を取得し、経済的エンパワーメントを拡大することが期待されている。
KSreliefチームはさらに、様々な食品施設も視察した。KSreliefが指揮する新プロジェクトでは、キャンプ内の小売店やパン屋で使用できる電子バウチャーを毎月配布し、難民に食糧援助を届けることを目指している。