リヤド:アル・ウラー王立委員会のアムル・ビン・サレハ・アブドゥッラフマーン・アル・マダニCEOが汚職の罪に関与したとして逮捕された。監視・反汚職局(ナザハ)の関係者が2024年1月28日に明らかにした。
容疑には職権乱用とマネーロンダリングが含まれるという。
当局によれば、アル・マダニ容疑者は、自身がオーナーの「National Talents Company」社の利益のために、アブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市公団(K.A.CARE)から違法に契約を得たという。この契約の締結は、同容疑者が政府機関であるRCUに参画する前に、親族の一人が仲介して行われた。
契約金額は2億660万リヤル(SR)(5510万ドル)だった。
RCUに参画後、アルマダニ容疑者は依然として同社の一部を所有し、RCUの担当部門に同社を推薦した。
その結果、同社は総額130万リヤル(SR)のプロジェクトを獲得することができたという。
アルマダニ容疑者は、契約を結ぶ企業から個人として委託報酬を受け取っており、同じく逮捕されたモハメッド・ビン・スライマン・モハメド・アルハルビという親族を通じて、それらのプロジェクトから利益を得ていた。
アル・ハルビ容疑者は同社とそのオーナーから金を受け取り、アルマダニ容疑者に送金したことを認めている。
アル・マダニ容疑者の共同経営者も逮捕された。逮捕者の氏名は以下のとおり: Saeed bin Atef Ahmed Saeed、Jamal bin Khaled Abdullah Al-Dabal。二人は上記の事件についてCEOと共謀したことを認めている。
ナザハによれば、現在拘束された容疑者に対し、法令に従って法廷での訴追のための法的手続きがとられている。
当局は、いかなる形であれ公職を悪用して個人的な利益を得たり、公共の利益を害したりする者を追及することを確認し、今後も法律を履行していく。