アル・ウラー:14頭のアラビアオリックスと40頭のアラビアサンドガゼルが、国立野生生物センターによってガラミール自然保護区に放された。
アル・ウラーの北60kmに位置するガラミールでの保全活動は、アル・ウラー王立委員会(RCU)の協力のもと行われた。
この保護区は、岩や砂の地形、丘陵地帯でのユニークな生物多様性を特徴としている。
絶滅の危機に瀕している在来種の再導入は、サウジアラビアの「ビジョン2030」の一環として生物多様性と環境バランスを回復させることとともに、同センターの重要な目標である。
また、動物の再導入は、6つの自然保護区を活性化し、アル・ウラーを文化・自然遺産の世界的な主要目的地として再生させるというRCUの計画も促進する。
この地域に見られる柱状の岩は、何千年にもわたる風雨の浸食によって形成されたものである。
アル・ウラーは、世界中の観光客に人気の星空観察スポットでもある。
サウジ国営通信