リヤド:サウジアラビア当局は、居住権、就労、国境警備規則違反で、1週間に1万9431人を拘束したとサウジ通信が土曜日に報じた。
公式報告書によると、居住権法の違反で合計1万1897人が逮捕されたほか、4千254人が不法入国しようとして拘束され、さらに3千280人が労働関連の問題で拘束された。
この報告書によると、サウジアラビアに不法入国しようとして拘束された971人のうち、39パーセントがイエメン人、57パーセントがエチオピア人、4パーセントがその他の国の国民だった。
このほか、36人が国境を越えて近隣の国々へ向かおうとしているところを捕まり、15人が違反者を輸送し、かくまうことに関与したとして拘束された。
サウジアラビア内務省は、移動手段や隠れ家の提供を含め、サウジアラビアへの不法入国を幇助した者は、15年以下の禁固刑、百万リヤル(26万ドル)以下の罰金、さらに使用された車両と不動産の没収の罰が科されると説明した。
違反の疑いは、マッカおよびリヤド地域からは、フリーダイヤル911で、サウジアラビア国内の他の地域からは、フリーダイヤル999または996で通報できる。