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サウジアラビア国民の失業率はQ3に9.9パーセントに上昇:GASTAT

サウジアラビアの第三四半期の外国人も含めた失業率は5.8パーセントのまま変化していない。(シャッターストック)
サウジアラビアの第三四半期の外国人も含めた失業率は5.8パーセントのまま変化していない。(シャッターストック)
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30 Dec 2022 12:12:01 GMT9
30 Dec 2022 12:12:01 GMT9

ニルマル・ナラヤナン

リヤド: サウジアラビア統計局(GASTAT)発表のデータによると、サウジアラビア国民の2022年第三四半期の失業率は9.9パーセントと、今年の第二四半期の9.7パーセントに比べ上昇した。

GASTATのレポートは第三四半期の外国人も含めた失業率は5.8パーセントで変わりないことを注意している。 

データは、サウジアラビア人の労働参加率が52.5パーセントに0.7パーセントポイント増大したことが影響したもので、サウジアラビア人の就業率は47.3パーセントに0.5ポイント増大した。

GASTATのデータは、サウジ女性の失業率は第三四半期に20.5パーセントに上昇し、前四半期からは1.2ポイント上昇、前年比では1.4ポイント低下したと記録している。

レポートによると、第三四半期の失業率の増大は、労働力人口の拡大が雇用の成長速度を上回ったことにともなったものだという。

しかしながら、サウジ男性の失業率は、第三四半期に4.3パーセントに低下し、前四半期からは0.4ポイント低下、前年比では1.6ポイント低下した。

15才から24才の若いサウジ女性の間では、失業率は27.9パーセントに2.6ポイント下がり、労働参加率は20.2パーセントに1.4ポイント上昇し、就業率は14.6パーセントに1.5ポイント増大した。

若いサウジ男性の失業率も10.9パーセントに0.8ポイント下がった。 

「若いサウジ男性の間では、労働市場参加の縮小および労働時間削減にともない失業率は下がった。労働参加率は37.6パーセントに1.3ポイント低下し、就業率は33.5パーセントに0.8ポイント低下、失業率は10.9パーセントに0.8ポイント低下した」とGASTATのレポートは説明している。

さらにレポートでは、73.7パーセントの雇用されていないサウジ女性、90.3パーセントの雇用されていないサウジ男性が、1日8時間以上の労働を受容しうると答えたという。

「93.3パーセントの雇用されていないサウジアラビア人が民間企業での雇用を受け得る。58.4パーセントの非雇用のサウジ女性と42.6パーセントの非雇用のサウジ男性は最大1時間の通勤時間を許容し得る」とGASTATのレポートは付け加えている。

さらにレポートによると、75.2パーセントの求職者が友人や親せきに仕事の斡旋を頼み、一方で57.3パーセントが直接雇用主に応募したと書かれている。

新聞広告と求人誌を求職者の50パーセントが利用し、次に48.2パーセントがJadarahのプラットフォームを使い、44.5パーセントと8.1パーセントが政府の2つのプラットフォームTAQATおよびSaadをそれぞれ利用した。

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