リヤド:ガザ救援活動を支援するためのトラックとフォークリフトを積んだサウジアラビアの援助機2機が、エジプトのエル・アリーシュ国際空港に到着したと、国営通信SPAが伝えた。
2台のトラックとフォークリフトは、エル・アリーシュに到着したガザの人々への支援物資の積み込みと輸送を容易にするために、エジプト赤新月社に引き渡された。
この援助は、昨年11月にガザのパレスチナ人を支援するためにサウジアラビアで全国的なキャンペーンが開始されて以来、支援機関KSreliefが派遣した39機目と40機目のサウジアラビア救援機となった。
イスラエルによる10月7日以降のガザへの激しい砲撃により、約30,000人のパレスチナ人が死亡し、約240万人が避難している。
KSreliefは声明の中で、「この支援は、世界中の様々な危機や課題に直面する貧困層や、影響を受けた国々や人々に寄り添うことに長年取り組んできたサウジアラビア王国の歴史的な役割の枠組みの中で行われるものである」と述べた。
その間も、KSreliefのチームは、危機に見舞われたレバノンとスーダンでの食糧配給活動を継続した。
Al-Amal Charitable Bakeryプロジェクトの一環として、レバノン北部のAl-Minieh地区とAkkar地区において、シリア難民とパレスチナ難民、ホスト・コミュニティーに毎日合計25,000袋のパンが配給されている。
スーダンでは、食料安全保障支援プロジェクトの一環として、センナール州のエル・スキ地区で2,570人が641個の食料バスケットを受け取った。