リヤド:サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相は月曜日、国連人権理事会第55回会合での演説で、イスラエルがガザ南部のラファを攻撃した場合の「破滅的な結果」に警告を発した。
「この観点から、私たちは、イスラエル軍による避難民の最後の避難場所であるラファへの攻撃がもたらす悲惨な影響に警告を発します」
ファイサル王子は、戦争で荒廃したガザ地区の危機に対して一部の国が採用している二重基準を非難した。また、即時停戦を改めて要求した。
「王国は国際社会に対し、罪のない市民を守るために戦争と無責任なエスカレーションを止め、すべての当事者がコミットする明確で信頼できる和平プロセスへの道を開く責任を負うよう繰り返し求めてきました」
「我々は国際社会に対し、エスカレーションと戦争に終止符を打ち、民間人を保護し、すべての当事者を含む明確かつ合法的な和平プロセスへの道を開く責任を負うよう求める」と付け加えた。
昨年10月にハマスとの戦争が始まって以来、ガザで殺害された3万人近いパレスチナ人に言及したファイサル王子は、パレスチナの状況を見過ごすならば、いかなる制度的対話も真剣に受け止めることはできないと述べた。
彼は: 「ガザは瓦礫の下なのに、私たちは何の権利について話しているのでしょうか?ガザの人々は避難を余儀なくされ、極悪非道な人権侵害に苦しんでいるのに、国際社会はどうして黙っていられるのでしょうか」と問いかけた。
「3万人が死亡し、200万人以上が飢餓に陥っているにもかかわらず、安全保障や水、電気、医薬品などの基本的なサービスが欠如しているにもかかわらず、安保理はいまだに結果を出さずに会議を終えている」と付け加えた。