

リヤド:サウジアラビアの文化相であるバドル・ビン・ファルハーン王子は20日、パリでフランスのリマ・アブドゥル・マラク文化相と会談した。サウジ通信が伝えた。
両者は、二国間の文化的関係やサウジ図書館委員会とフランス国立図書館の間の協力を発展させる方法として、展示会の開催やアラビア語の写本の展示を通して両国の文化的コンテンツを充実させることについて話し合った。
バドル王子は、アル・ウラーにおいてアル・ウラー王立委員会とポンピドゥー・センターの間で結ばれた了解覚書に対するアブドゥル・マラク文化相の後援を高く評価した。
また、パリフェアへのサウジ演劇・舞台芸術委員会および文化遺産委員会の参加や、カンヌ映画祭へのサウジ映画委員会の参加などの、二国間の文化的取り組みを称賛した。
文化的関係としては他に、ジェッダのイスラム芸術ビエンナーレとルーヴル美術館の間の協力が挙げられる。イスラム古美術の相互貸与や、2024年に同ビエンナーレの展示の一部を同美術館で展示することに向けた取り組みなどが行われている。