リヤド:岩井文男駐サウジアラビア日本国大使は3月19日、サウジアラビア人の日本の大学や学術機関卒業生を招き、ラマダン・イフタールを開催した。
岩井大使はスピーチで、日本と王国の友好の架け橋として活躍する卒業生たちに感謝の意を新たにした。
二国間関係について岩井文男大使は、昨年7月の岸田文雄首相の訪問など、両国からのハイレベルの訪問が頻繁に行われ、両国の友好関係と協力関係がさらに深まったことに言及した。
また、昨年は様々な分野で40の覚書が交わされ、7つの日本企業が王国に事務所を開設するなど、王国とのビジネス拡大に対する日本の民間セクターの関心も高まっている。
観光の面では、日本政府がサウジアラビア国民とサウジアラビア居住者向けに電子観光ビザの発給を開始し、一定の条件を満たしたサウジアラビアのパスポート保持者向けのマルチプルビザを開始したことを紹介し、サウジアラビア人の訪日数が増加することへの期待を示した。
同大使は、昨年11月に開催され3,000人以上の参加者を記録したジャパン・フェスティバルなど、大使館が最近開催した文化イベントに触れ、日本と王国の外交関係が今年6月7日に70周年を迎えることを踏まえ、このような文化交流がますます増えることへの期待を表明した。
イフタールでは、両国の友好関係強化のため、同窓生ネットワークをさらに発展させる方法について参加者たちが意見を交換した。